中国人おすすめ!風邪の対処法
中国人おすすめの風邪対処法をまとめました。
久しぶりに風邪を引きました。数日前に「のどがイガイガする…」と感じた翌朝、発熱・節々の痛み・鼻水・くしゃみ。花粉症の症状もピークで、鼻セレブの箱ティッシュが1日で無くなるほど。
日本では風邪の民間療法として、のどにネギを巻く、お茶でうがいするといった方法がありますが、中国にも様々な方法があります。中国の友人や同僚からおすすめされた方法5つをご紹介します。注意が必要なものもあるので、参考程度にご覧ください。
1.お湯を飲む
風邪ひいたかも~と言う私に、同僚たちは「大量のお湯を飲みなさい」と連呼。お湯を飲んで発汗、利尿作用を促進し、早く風邪を治すのが狙いだそうです。女性は身体を冷やしてはいけない、という考えが根付く中国では、真夏でも熱々のお茶やお湯をよく飲みます。風邪をひいたときは、いつも以上に大量のお湯を飲むんだとか。
2.生姜湯を飲む
お湯を飲むの応用版ですね。作り方はとっても簡単。鍋にお湯を沸かし、スライスした生姜と赤砂糖(紅糖)を入れて軽く煮込めば完成。赤砂糖は中国のスーパーならどこでも手に入ります。ポイントは寝る前に飲むこと。もちろんいつ飲んでも良いそうですが、飲んでサッと寝るとより効果的だそうです。翌朝少し回復して出社した私に「ちゃんと飲んだ?!生姜湯って効くでしょ?!」と目をキラキラさせて聞く同僚に、思わず笑ってしまいました。
3.カッサをする
日本ではあまり聞き慣れないカッサですが、中国では古くから伝わる健康・美容法として人気です。数年前ハリウッド女優やモデルが美容法に取り入れ、話題になりましたね。中国語では刮痧(guasha)と言い、象牙や陶器などの素材でできたカッサプレートを使ったマッサージを指します。
血液循環、新陳代謝を促進して免疫機能を高め、小顔矯正やアンチエイジングにも効果があると言われています。ただし食後30分以内、妊娠中、糖尿病の場合は避けるなどの注意点と、施術痕ができることもあるため、事前に確認しましょう。
4.大根スープを飲む
作り方は鍋に水とスライスした大根を入れて、煮立ったら少量のお酢を加えて飲むというシンプルなもの。あまり美味しそうじゃないので試したことはありませんが、のどの痛みにも効くそうです。
5.フルーツを食べる
脂っこい食事は避けて、フルーツをたくさん食べなさいとよく言われました。中国では街中で荷車のおじさんが売っていて、カットされたものも多いです。ビタミンを多くとる、というのは日本でもよく聞きますね。
市販薬は不安…?
中国の友人が風邪をひいた時、日本の市販薬(ルル、パブロン)をあげたところ「副作用はあるの?」「身体にあまり良くないよね?」と懸念する声がありました。東洋医学の自然治癒力を高めて治すという考えから、極力薬には頼りたくないそうです。日本で薬を爆買いする中国人がいるように、市販薬に抵抗のない人もいる一方で、薬は身体に良くないと考える人も多くいるようです。風邪をひいたら風邪薬、と何の疑いもなく薬を飲んできましたが、民間療法を試してみるのもありかなと感じる体験でした。
中国人から好評だったもの
私はのどの痛みから始まるので、龍角散のど飴を重宝しています。中国の友人にあげたところ、効く!と好評でした。喜んでもらえたのが嬉しくて、複数の知人にプレゼントしたところ、みんなから好評♥ハーブ独特の香りが漢方っぽい?せいか、安心できるそう。また大気汚染がひどくてのどが痛いときも、これを食べると多少良くなる気がします。独特のにおいと味が気になる方は、シークワサー味、ミルクタイプがおすすめ。(全部試したところ、ミルクが一番クセ無いです)
以上、中国人おすすめの風邪対処法でした。