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中国駐在中アラサラリーマン夫婦の雑記ブログ

【事前に知っておきたい】雲南省の主要観光スポット、移動時間などまとめ

駐在期間も長くなり、いつ帰任辞令が出てもおかしくない時期に差し掛かってきた。そのため、帰国前に一度は訪問してみたかった雲南省への旅行計画を急ピッチで立てている。

※2018年のGWに旅行を決行した。その時の記事↓

 

www.chukalog.com

 

 

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本稿の写真は、中国最大手の旅行口コミサイト、「蚂蜂窝(www.mafengwo.cn/)」より拝借。

 

 

雲南省について

雲南省は、中国最南部に位置する省で、ベトナム、ラオス、ミャンマーなどの東南アジア諸国と隣接。中国の省・自治区の中で8番目に広く、ほぼ日本全土と同じ面積。

雲南省最大の魅力は、壮大な大自然の秘境・絶景スポットが多くあることと、25もの少数民族が居住している異国情緒溢れる雰囲気。

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行きたいスポットは山ほどあるが、何しろ日本と同じ広さがあるので、1週間程度の旅行ではほんの一部しか訪問できない。

前もって訪問箇所をピックアップし、しっかりと旅行計画を立てたいところ。 

雲南省観光スポット

旅行計画を立てるにあたって、まずは中国ネットを漁って行きたい場所・街をピックアップし。

◎は個人的必見スポット 

 

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雲南省の省都。年間を通して温暖な気候のため、「春城」と呼ばれている。交通の便が良い為、旅の拠点とするには最適か。

  • 昆明竜門」は登竜門の語源となった場所で、門の一部を触ると試験合格や出世するそう。海抜2,200mの高さから市内や昆明湖を一望することができる。付近にある「西山森林公園」はハイキングにもおすすめ。
  • 世界遺産「石林」は市内から離れており、移動・観光に半日~丸一日かかる。高い石が林のように立ち並ぶ、奇観の広がるカルスト地帯。
  • 「雲南民俗村」少数民族の生活やパフォーマンスが見れるテーマパーク。時間があれば。

◎麗江

 

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雲南省西北部に位置。少数民族が多く居住しており、独特の雰囲気。

  • 「麗江古城」は観光地化されたとの意見も目立つが、必見の散策スポット。昼夜でガラッと印象が変わるそう。
  • 「ルグフ湖」は絶景の広がる湖。
  • 「印象麗江」は巨匠チャンイーモウ監督プロデュースの民族舞踊と歴史融合劇。必見だそう。

◎香格里拉

 

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雲南省北西部、標高3,000m強の高所にあるチベット自治州の中心地。雲南省の大自然を満喫するには外せない場所。

  • 「虎跳狭」はトレッキングコースの先にある激流スポット。大自然の驚異に圧倒される。
  • 「松賛林寺」はミニポタラとも言われるチベット仏教の聖地。カメラ禁止。115元。
  • 「普达措国家公园」は市街から30分程の距離にある広大な公園。富士山の標高を超える。
  • 「亀山公園」は巨大なマニ車がある。

※標高が高く天気が不安定なため、レインコートや撥水ジャケットがあると便利!高山病に注意!

〇大理

昆明-麗江の間に位置する白族自治州の街。異国情緒漂う雰囲気で、大理古城など見どころは多く、時間が有れば立ち寄りたい。

△羅平

昆明から東に約4時間。一面に咲く菜の花は絶景。但し旬の2~3月を過ぎると景色がガラッと変わるため優先度は落ちるか。

 

目的地間の移動手段と所要時間

 

 

ネット情報を纏める限り、外せないのは北西部にある麗江と香格里拉だと判断し、昆明を拠点とし如何に効率よく回れるかをメインに旅行計画を立てていくことに。

目的地がはっきりしたところで、 次は移動手段と所要時間。 

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 昆明を拠点とすると、一番遠い香格里拉までは陸路で10時間掛かる。往復するとなるとかなりのタイムロスなので、夜行列車の活用などを考える必要がある。

その他、移動に関する細かいトピックを纏めてみた。

  • 昆明-大理-麗江間は寝台列車有り。安い方から順に硬座、軟座、一人個室に分かれているが、プライバシーや盗難防止の面から軟座以上且つ上段ベッドがベター。但し、ネット予約では列車の上下段ベッド指定は不可。
  • 昆明-香格里拉のフライトは高地順化出来ないため避けた方が無難。
  • 香格里拉発-麗江着のバスは左側の座席が絶景。

まとめ

以上、雲南省の主要観光スポットと移動時間など基本情報を纏めてみた。

中国で勤務する我々にとっては祝日が少なく、連休が取れるタイミングが限られているので、しっかりと計画を立てて旅行を満喫したい。